2011年7月13日水曜日

個人通貨創ってみたいなー


インフレーションをどうにか出来ないのかなーと最近よく考える。不況を引き起こすのもそうだし、その過程においても多くの人を苦しめるから。ラオス人なんて首都に住んでてても自分で米作ってる人いるし。まああれにはびっくりしたけど(笑)

インフレーションと政府

ただ財政、金融政策(政府と中央銀行)の結婚という弊害から、大部分の国では、インフレーションが起こらざるを得ない気がする。だってさ民主主義体制では、みんな自分の生活が良くなるために投票するんでしょ。それで当選した政府は、中央銀行に圧力と国債発行で支持してくれた人たちのところに貨幣を投入する傾向にある。これが教育や医療とかに雇用とイノベーションを引き起こすような形で落ちて、もの・金・人の流動性を確保出来ればまだいい。だけどこういう部門は大部分の人にとって痛みを引き起こし、短期的利益がほとんどない(いやだからイノベーション分野なんだよ。)ものだから反対が多いし、そもそもそこを支持する層は政府を当選させづらい。

まあ善意の独裁とかだと、ある程度公平になるとおもうんだけどね。(開発独裁の初期とか)

で、この恣意的な財政投入が既存分野に偏よると、それで市場が誤って反応し、実体経済を乖離して需要が全くないのに、インフレーションへの期待感が期待感をうむ。そして、極度のインフレーションに陥り、最後は長い不況に陥る。(ここまで僕の勝手な解釈)

個人通貨創ってみたいなー。

仮にそうだとして、じゃあインフレーションが起こらないようにするにはどうしたらいいのかって考えてみた。で着想段階なんだけどさ、もうそろそろ個人が通貨(通用性のある何か)を作ってもいいんじゃないかなと思う。

だってもう現存の国民通貨なんかより個人自体を信用してる人ってけっこういるんでしょ。あいつのためなら金は払うとか、無利子で貸すとかさ。これって国民通貨よりその人自体が価値あるってことでしょ。だったらその信用されている個人(自分のサービスとか情報がある)が1000ペリー(ペリーは任意)って紙幣をつくって円との交換比率を11(変動性で商品バスケット)にするって言ったら、その個人に保証された紙幣の方が欲しいんじゃない?それが助けにもなるし。 

こういうのの何が良いって、現存通貨じゃ評価出来ない分のサービスや情報(特にイノベーション分野)を信用という形で可視化出来てるのとインフレーションを起こしづらいってことかな。

例えば、信用(自分のサービスとか情報の強度)が増えれば流通量が増し、それにより信用が更に増えるので自分のやりたいイノベーションを自分の能力で回すことができるし、一方、個人通貨でインフレーションを起こす(過度に或いは適当に情報やサービスを提供し続ける)と、自分自身が信用不安を起こし、価値の低下と共に他の個人通貨との競争力が下がるって自分自身でわかってるから、結果安定して、保有者にとって安定資産になるし。

別にこれは国内だけで使う必要ないし、海外に面白い友達いれば、その友達と使用範囲広げてもいいと思う。世界の友達同士で使えるようになれば、ゆくゆくは外国為替の不安定さとかも関係なくなるしね。

いやー、こういう実験やってみたいね。例えば、100人くらいの友達の間でもいいんだけどさ。自分のモチベーションにもなるし。

まあ経済とかど素人なので穴だらけの妄想なんだけど、やってから得ることも多いので。

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