メコン地域における日中協力の有効性について
結論から言うと、有効であると思う。
例えばGMS(大メコン圏)経済協力において日中は協力すべきであると思う。
※アジア開発銀行(ADB)の提唱で92年から始まったメコン河流域
(ミャンマー・タイ・ラオス・カンボジア・ベトナム・中国雲南省・広西チワン)
に対する経済協力プログラム。
GMS経済協力には主要プロジェクトとして3つの経済回廊がある。
(南北回廊「昆明-バンコク」・東西回廊「ダナン-モーラミャイン」
・南部回廊「ホーチミン-バンコク」)南北回廊は中国、東西・南部回廊は日本が中心となって進められ、同地域において日中の主導権争いが起こっている
確かに回廊ごとに目的が違うのはわかる。
ただ地域全体の産業体制を考慮した上で
システムの統一化された経済回廊を日中で作っていった方が
地域にも日中にも利益になるのではないか。
現状3つの経済回廊の相乗効果は少ないように感じる。