2010年12月13日月曜日

第六回日米ユースフォーラム「東アジア~青年の考える未来と共生~」


12月7日米協会主催・日本外国特派員協会で行われた
第六回日米ユースフォーラム「東アジア~青年の考える未来と共生~」に参加してきた。

東アジアの共生がテーマということもあり日本・アメリカからだけではなく韓国・中国・シンガポールの学生も参加し、白熱した議論が行われた。

多彩な顔ぶれによる同地域への興味深い意見、ファシリテーションのうまさなど、予想以上に楽しむことができた。

特に中国・シンガポールの学生の思慮の深さには眼を見張るものがあった。



しかしながら、今後に期待を込めながら改善点を指摘したい。
以下の3点である。

1. インドネシア、タイからの招集。
アセアンは東アジアという概念・地政学的に、また政治・経済的にも非常に重要な地域なので少なくとも2大巨塔であるインドネシア・タイの青年も呼んで欲しかった。

2.学院生の起用
やはり学部生よりも頭の柔らかい学院生を多めに招集したほうが議論は活発になるのではないか。(交流の定義にもよるが)

3.テーマである東アジア~青年の考える未来と共生~について
1.2にも関連するが、
東アジアとは/重点分野はどこ/どのように共生を担っていくのか/というパネリストによる前提条件の欠如が最後まで影響し包括的な話し合いが出来なかった。(結局感情論になってしまう。)

一回のフォーラムにおいてここまで求めるのは無理があるが、
作業部会/共同レポートの事前配布等、ある程度まで合意にこぎつけてもいいと思う。

改善点は述べたものの全体を通してみると、このようなユースの活動は日本では中々見られない。これから益々各国ユース(特に日本)にとって重要になっていくものなので是非とも継続していって欲しい。

 

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